河内長野市 観心寺「阿字観」

 

年明けから引っ越し開始で、和泉市仏並町小川での最初の仕事が
観心寺さんの阿字板絵でした。

  

梅も咲き、春の兆しもありますが、まだ暖房環境が整っていないため、
ダウンを着ての彩色となりました。

「阿字観瞑想」を始められると聞いていたので、
板絵の彩色は、移動中も傷のつきにくいように、
水干顔料を薄く重ねる方法で仕上げました。
濃紺を塗り、墨で下図を書いているところです。

   

金枠の内側に赤色をいれることは、ご住職からの依頼でした。
赤=丹。お大師さまを思い浮かべながら筆を進めました。

時代を超えて、お大師様のお仕事が引き継がれている事の意味と、
ご住職の純粋な念いがよぎります。
観心寺の法話で 「お経は、自分が唱えているのでなく、
お大師さんが、大日如来が、心の奥で唱えてくださっている。
仏と自分と一体になっている。
仏にまかせる自分になるために経を唱える。南無はおまかせすることです。」
と、いつもおっしゃっています。 絵も同じだと感じています。

   
   

周りが丹色のため、蓮華のいろは薄桃色が良かろうと考えたところ、
「優しくて良いですね。」との事で決定しました。
阿字の枠と金ラインは純金をほどこしています。

大きいと迫力があります。阿字観瞑想が楽しみです。
(お寺のなかでは、かなりの大きさでも、小さくみえますが…。)
運搬も含め、今回も北野工務店さんには、たいへんお世話になりました。
仕上げは、額にしていただきました。

  

ご住職にも喜んでいただけました。伯舟庵もお手伝いさせて頂き感謝のみです。
この先はご住職が仏の世界と繋がれます。

3月26日に阿字観体験があり、その後は
毎月、最終土曜日
「絵写経」午前9時~10時
「阿字観瞑想」午前10時30分~12時
費用千円
場所、観心寺

どなた様も当日参加OKです。
私たちも、日々心を見つめるため、出来る限り参加したいと考えています。
本当に有難いことです。