滋賀県 2014 年
襖紙、墨、水干顔料、岩絵の具使用。
本堂を新たにする際、襖絵を描かせて頂きました。
最初、数代前のご住職が描かれた襖絵の修復補彩の依頼でしたが、
思いの外傷んでいたらしく、あらたに作る事となりました。
構図はそのままで、あとは自由に描かせていただきました。
蓮華絵襖の内側が山水画と人物画になっており、内陣の部屋となります。
部屋の最左側に象・獅子図襖があり、最右側の襖が鷹図で、廊下側が鶴図です。
↓山水画は大胆で雄大な構図です。その幽玄な風景に心を遊ばせながら、楽しく
描きました。
人物画と鶴図は、筆の運びを大事に描きました。